むくみの基礎知識として最後の項の今回は、体のなかでもむくみの起こりやすい場所というのが存在するのですが、その場所についてお伝えしていきます。もちろんですが、むくむにはそれぞれ原因があり、どこがむくんでいるかでなにが原因かがわかります。
それにより、むくみ解消が容易になるでしょう。まず、むくみというのは、前述の通り体内の水分とナトリウム(塩分)が適量ではなくなった状態です。しかも、このむくみの症状というのは、全身各部位にも現れますし、体のある一部など部分的に起こる事もあります。
まず体全体にむくみの症状が現れている場合には、むくみの症状というものは重力に大きく影響を受けます。ですから、それがあなたの姿勢に関係しているのかどうかをまずはチェックします。そうではなく全身のあちらこちらに、むくみが現れる原因としては心臓や肝臓、腎臓の疾患や内分泌機能の障害などの病気が原因である事が疑われます。
また、突発性浮腫と言って、はっきりとした原因がなく、突然むくみが出ることもあります。全身ではなく部分的なむくみの場合は、血管(特に静脈)が浮き上がっていないかどうかをチェックしましょう。また、皮膚の色はどうかのチェックもしましょう。むくみは、通常は指で強く押すと、へこんだ跡がそのまま残ります。このことを「圧痕」といいます。
通常はすぐに元に戻ります。しかし、甲状腺機能低下症といった一部の病気などによって、むくみが生じているときは、押してもへこまない場合があります。体のなかでむくみが特に起こりやすい部分のことを好発部位いいます。以下に、それぞれに、疑われる原因をあげてみます。顔の場合、月経前、ステロイド剤などの影響。まぶたの場合、ネフローゼ症候群の初期、急性糸球体腎炎。足の場合、うっ血性心不全、妊娠、脚気、下肢静脈瘤、深部静脈血栓などです。