むくみが出る原因を、簡単に医学的な説明をしてみると「皮膚下や体内細胞などの、血管以外の場所に、余計な血漿成分という水分が溜まった状態」のことを言います。
ではこの「血漿成分」とは何かと言いますと、血液の中の液体の部分をいい、血液の運んできた栄養分もしくは酸素などを、臓器(肺や腎臓などの組織)に運んでいます。そして、この栄養分を運ぶという役割を果たした、けっしょう成分は、その後通常であれば血液に戻ります。
ではなぜ、余分な水分が溜まってしまうのか?それではそのメカニズムを説明していきましょう。まず、人間の身体の中には、体全体をくまなく動脈と静脈というふたつの血管、そしてリンパ管が張りめぐらされています。そして、ポンプの役目を持つ心臓から、全身へ送り出された血液が動脈を通って、体全体にくまなく行き渡ります。
そして、血液の中の血漿成分が、細胞と細胞の間の「細胞間液」になり、各細胞へ酸素や栄養素を届けるのです。そして、栄養素や酸素を届け終わった細胞間液は、老廃物を回収して、またもとの血液の血漿成分となって、静脈もしくはリンパ管を通り心臓に戻っていきます。しかし、このときの静脈の動きが良くないと、リンパ管から送られる細胞間液(血漿成分)の量は減ってしまいます。
むくみが起こる仕組みとしては、静脈やリンパ液が体内をスムーズに流れないこと、それにより細胞間液が静脈に戻らなくなりそのまま細胞間に細胞間液、血漿成分が溜まってしまいます。このときその水分の溜まりがむくみとなって現れます。きちんとした知識をつけ、しっかりむくみ解消しましょう。