前項でお伝えした通り、さまざまな原因によって、心臓の収縮する力というのが弱まってしまい、体中のさまざまな臓器や組織に、きちんと血液を必要な分だけ送りだすことができない状態を心不全といいます。
またそれによって、静脈にうっ血が起こってしまいます。このような状態をうっ血性心不全といいます。この場合のむくみ解消、もしくはその対策を今回はお伝えしていきたいと思います。
まず、うっ血性心不全になってしまうと、体のさまざまな臓器や組織へ必要な血液を供給することができず、これにより肺、または静脈にうっ血が現れます。これによって、さまざまな症状が確認されていますが、そのなかでも一番多く見られる症状としては、全身のむくみがあります。繰り返しになりますが、むくみというのは、血液の中にある水分が血管から染み出てしまい、皮下組織に出て、水分がたまった状態の事です。
そしてこれらのむくみは、次に全身へおよび、肋膜腔にも水分が溜まってしまうことがあります。そのままむくみが進んでしまうと、疲労感、もしくは倦怠感などが強くなってしまいます。また肺にむくみが現れた状態のことを肺水腫といいます。肺水腫は非常に危険で、急に発作を生じることがあります。
そして心不全が悪化していく原因として一番多いのは、食事による塩分、または水分の過剰摂取があります。むくみ解消をしたい場合には、水分摂取を少し控えましょう。一日で500ミリリットルから1リットルくらいを、そして塩分は、その症状によって四段階にわかれますが、十グラム以下か七から八グラム以下か五グラム以下か三グラム以下と言われています。